<マクドナルドカップ 世界ジュニアゴルフ選手権日本代表選抜大会 決勝大会>

第1日は、13-14歳の部以上のカテゴリーの第11ラウンドが行われ、15-17歳の部女子で永井花奈(東京・日の出学園高1年)が5アンダー67の好スコアで首位に立った。14番でチップインバーディーなど5バーディー、ボギーなしで、2位柴田香奈(栃木・宇都宮文星女高2年)に4打差をつけた。同男子は、金子優将(栃木・作新学院高1年)と今野匠(宮城・七北田中3年)が1アンダー71でトップを並走し、下田雄大(東京・堀越学園高2年)が1打差で追う。13-14歳の部男子は石過功一郎(兵庫・甲南中3年)が2アンダー70で首位に立ち、芹沢慈眼(大分・庄内中2年)と鈴木敬太(千葉・打瀬中2年)が2打差で追走。同女子では、石井理緒(新潟・本丸中2年)が1アンダー71をマークし、昨年の世界ジュニア代表の吉本ひかる(滋賀・湖西中3年)に4打差をつけてトップに立った。

第2日は、15-17歳の部、13-14歳の部の男女は第2ラウンド、11-12歳の部以下の年齢カテゴリーでは第1ラウンドが行われた。雨と霧の悪条件の中、15-17歳の部男子では、下田雄大(東京・堀越高2年)がパープレー72で回り、通算イーブンパー144で首位に立った。同女子の部は永井花奈(東京・日の出学園高1年)が73とこらえ、通算4アンダー140で首位を守り、1アンダー71をマークした野口彩未(熊本・熊本国府高3年)が6打差2位に浮上した。13-14歳の部男子は前日首位の石過功一郎(兵庫・甲南中3年)が79とスコアを落として通算5オーバー149となり、内田直輝(神奈川・伊勢原中2年)青山晃大(愛知・笈瀬中2年)と首位並走の混戦となった。11-12歳の部は、男子が石川慎之介(京都・北野中1年)が2オーバー74で、女子は長野未折(千葉・麗澤中1年)と手束雅(徳島・坂野中1年)がイーブンパー72で首位。7-8歳の部は男子が清水蔵之助(東京・八坂小2年)が2アンダー70、女子は川畑優菜(千葉・佐貫小2年)が1オーバー73で、それぞれトップに立った。9-10歳の部男女計7組28人が日没のためホールアウトできずサスペンデッドとなり、最終日に持ち越した。

最終日は、世界ジュニア(7月16~19日、米国サンディエゴ)への日本代表が決定した。全カテゴリーの最終ラウンドが行われ、15-17歳の部男子は、金子優将(栃木・作新学院高1年)が1オーバー73で回り、通算3オーバー219で優勝し、世界ジュニア代表になった。前日首位の下田雄大(東京・堀越高2年)は78と崩れたが3位で代表権を獲得。同女子の部は永井花奈(東京・日出学園高1年)が3アンダー69をマークし、通算7アンダー209で、2位野口彩未(熊本・熊本国府高3年)に10打差をつけて優勝した。13-14歳の部男子は美村凌我(神奈川・上菅田中2年)が通算6オーバー222で優勝。同女子は3アンダー69をマークした吉本ひかる(滋賀・湖西中3年)が通算4オーバー220で逆転勝ちし、2年連続世界ジュニア切符を手にした。その他のカテゴリーでは、11-12歳の部は男子が中尾亮太(京都・同志社中1年)、女子が長野未祈(千葉・麗澤中1年)、9-10歳の部は男子が小林大河(東京・半田小4年)、女子が阿部未来(東京・東落合小5年)、7-8歳の部は男子が清水蔵之介(東京・八坂小2年)、女子は川畑優菜(千葉・佐貫小2年)が、それぞれ優勝した。

世界ジュニア日本代表は以下の通り。

15~17歳の部
【男子】 ①金子優将(栃木・作新学院高1年)219②佐々木魁斗(宮城・仙台育英高3年)221③下田雄大(東京・堀越高2年)222
【女子】 ①永井花奈(東京・日出学園高1年)209②野口彩未(熊本・熊本国府高3年)219③蛭田みな美(福島・学法石川高1年)219
13~14歳の部
【男子】 ①美村凌我(神奈川・上菅田中2年)222②芹沢慈眼(大分・庄内中2年)223③内田直輝(神奈川・伊勢原中2年)223
【女子】 ①吉本ひかる(滋賀・湖西中3年)220②石井理緒(新潟・本丸中2年)222③河野杏奈(東京・松沢中2年)225
11~12歳の部
【男子】 ①中尾亮太(京都・同志社中1年)151②蝉川泰果(兵庫・兵庫教育大付中1年)152
【女子】 ①長野未祈(千葉・麗澤中1年)143②手束雅(徳島・坂野中1年 )146
9~10歳の部
【男子】 ①小林大河(東京・半田小4年)149②久常涼(岡山・広野小5)151
【女子】 ①阿部未来(東京・東落合小5年)142②長谷川せら(岐阜・稲羽西小5年)157
7~8歳の部
【男子】 ①清水蔵之介(東京・八坂小2年)138②斉藤隼人(埼玉・立花小3年)148
【女子】 ①川畑優菜(千葉・佐貫小2年)148②森愉生(大分・大分大付小3年)155
(注)13-14歳の部以上は54ホール、11-12歳の部以下は36ホールの合計ストローク。同スコアは最終ラウンド18番からのカウントバックにより順位を決定

<開催概要>
日程: 5月10日(金)・11日(土)・12日(日)
場所: 岐阜・花の木ゴルフクラブ(15~17歳男子6972ヤードほかカテゴリー別)
出場: 176人
主催: 一般社団法人国際ジュニアゴルフ育成協会(IJGA)ほか
特別協賛: 日本マクドナルド株式会社

 

【大会雑観】

第1日
15-17歳の部女子
15-17歳の部女子の永井花奈(東京・日出学園高1年)
永井花奈(東京・日出学園高1年)
15-17歳の部女子で、永井花奈(東京・日出学園高1年)が、5バーディー、ボギーなしの完璧なゴルフで首位に立った。「ショットの調子がよくて、パーオンしなかったのは2ホールだけだった。ボギーなしで回れて満足です」と振り返った。インスタートで、14番で5メートルを入れた後、グリーンを外した15番では「アプローチがトップしたんですけど入ってしまって」と、15ヤードの「ミスショット」がピンに当たって入る連続バーディー。気をよくして、後半の3バーディーにつなげた。「絶対に行きたい」という世界ジュニア出場に向けて、今大会前は「あまり距離の長いコースではない印象だったのでショートアイアンを中心に練習した」という。後半の3バーディーはすべてショートアイアンで1メートル以内につけたもので、効果抜群。「明日からも60台を狙いたい」と意欲をみせた。
13-14歳の部男子
13-14歳の部男子の石過(いしか)功一郎(兵庫・甲南中3年)
石過(いしか)功一郎(兵庫・甲南中3年)
13-14歳の部男子では、石過(いしか)功一郎(兵庫・甲南中3年)は「6アンダーは出せた。もったいないラウンドでした」と悔しがった。最初に振り返ったのは2つのパー5。9番(533ヤード)では「グリーンの横まで行って、パーを取るのがやっとだった」といい、13番(503ヤード)では「(3打目の)アプローチが15ヤードもショートして、3パットのボギーにしてしまった」と口をとがらせた。それでも2アンダー70の首位には「去年のこの大会では80をたたいてしまったんで」と、素直に喜んだ。ドライバー飛距離は「体が動く夏なら300ヤード」と豪語する飛ばし屋。10番パー5では「残り250ヤード。刻むつもりで5番ウッドで打ったら乗ってしまった」と2オンのバーディーに苦笑いした。昨年は狭いコースに苦労したが、今年は運も味方にしているようだ。
13-14歳の部女子
13-14歳の部女子の石井理緒(新潟・本丸中2年)
石井理緒(新潟・本丸中2年)
13-14歳の部女子の石井理緒(新潟・本丸中2年)が1アンダー71の好スコアをマークして首位に立った。狭いコースに「ドライバーを4ホール使えなかった」といい、方向性重視のため3番ウッドを使用したという。「チャンスはあったんですけど、ラインの読みが甘かった。後半(アウト)の2つのボギーは満足していません」と3バーディー、2ボギーのゴルフに反省も口にしたが「アンダーパーで回りたかったので、それは達成できた」と笑顔がのぞいた。小2からゴルフを始めたが、遊び半分。小5で新潟県女子アマに出場したところ「私の方が飛ぶのに、スコアは100を打ってしまった」と、悔しくて本気でゴルフを始めた。おばでプロゴルファーの石井和美(新発田城CC)に師事し、毎日練習するようになった。「2日目からはもったいないボギーをパーで収められるようにしたい」と、意気込んだ。
第2日
15-17歳の部男子
15-17歳の部男子の下田雄大(東京・堀越高2年)
下田雄大(東京・堀越高2年)
15-17歳の部男子の下田雄大(東京・堀越高2年)が、悪コンディションの中を72にまとめて、首位に浮上した。「ショットがよかった。パーオンが15回ぐらいあって全部4メートル以内だったので、もっと取りたかった」と振り返った。スタートの10番パー5(565ヤード)で残り250ヤードを3番ウッドで2オンするバーディーを幸先よく奪ったが、なかなかチャンスを決められない展開。「練習ラウンドからグリーンのタッチとラインが合わなかった」と、結局2バーディー、2ボギーだった。昨年はこの決勝大会で2位となり、世界ジュニア行きを逃した。今大会に向け「インパクトで崩れていたんで、低く左にフォロースルーが出るように練習してきた」という成果が出た。「ショットは悪くならないと思う。なんとか、パターが入ってくれれば」と、2年越しの夢に向かう。
15-17歳の部女子
15-17歳の部女子の野口彩未(熊本・熊本国府高3年)
野口彩未(熊本・熊本国府高3年)
雨と霧のコンディションにスコアを崩す選手が続出する中、15-17歳の部女子の野口彩未(熊本・熊本国府高3年)がアンダーパー71をマークした。「雨は苦にならなかった」と、1番で1メートルを沈めたのを皮切りに5バーディーを奪った。9番パー5では第3打を50センチにつけるなど、グリーンを外したのは2回とショットがさえた。「でも、1メートルぐらいのパットを3回外して3パットで、ダボ1つとボギー2つが悔しい」と反省する。雨の中「5番で練習ラウンドで届いた距離が同じ番手で届かなかったので、0・5番手大きめのクラブを使うようにしました」と、飛距離対策をしたのが好調の要因になった。2位に浮上したが、首位永井花奈(東京・日出学園高1年)が飛び出していて、3位以内の世界ジュニア日本代表に向けては2打差に4人がいる混戦。「明日はパットを修正して、ショットがこのままいってくれたら、3位以内(世界ジュニア日本代表)に入れると思います」と、意気込んでいた。
11-12歳の部男子
11-12歳の部男子の石川慎之介(京都・北野中1年)
石川慎之介(京都・北野中1年)
11-12歳の部男子では、3メートル前後のパーパットを「8回ぐらい沈めた」という石川慎之介(京都・北野中1年)が、2オーバー74で首位に立った。「パターは得意じゃないんですけど。どうして入ったか、分かりません」と、同伴競技者たちから「すごいパットが入ったね」といわれても、きょとんとした表情で振り返った。昨年もマクドナルドカップに興味はあったが「まだ早いと思って」と、1年間練習して、この大会に臨んだ。74のスコアには「雨だったんで納得しています」と冷静に話した。小1からゴルフを始めた。145センチ、35キロと小柄でドライバーの飛距離は「210ヤードぐらい」とまだ飛距離はないが、アイアンが得意という。最終日にむけて「明日はパープレーを目標にやりたいです」と、控えめに話した。
最終日
15-17歳の部男子
15-17歳の部男子の金子優将(栃木・作新学院高1年)
金子優将(栃木・作新学院高1年)
15-17歳の部男子は、金子優将(栃木・作新学院高1年)が世界ジュニア初出場を決めた。この日1オーバー73で回り、通算3オーバー219で2日目2位から逆転優勝した。「ショットが乱れたが、パターとアプローチに助けられました」と、振り返った。前半をバーディーなしで折り返し、重苦しい空気を変えたのが10番パー5.「ティーショットがカート道に当たって跳ねて、かなり飛んでくれた」と、残り230ヤードから5番ウッドでグリーン手前まで運んでこの日初バーディー。気持ちが落ち着いた。世界ジュニアについて「初めてなんで、上位フィニッシュできれば」と目標は控えめ。ドライバー飛距離が240~50ヤードと飛ぶ方ではないが「パターとアプローチが得意なんで、グリーンを外しても拾える自信はあります」という。「海外も初めてなのでパスポートを取らないと」と笑顔をみせた。この優勝で、男子プロツアー「HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP in 霞ヶ浦」(11月7~10日、茨城・美浦GC)への出場権を獲得した。
15-17歳の部女子
15-17歳の部女子の永井花奈(東京・日出学園高1年)
永井花奈(東京・日出学園高1年)
15-17歳の部女子では、目標通りのぶっちぎりで、永井花奈(東京・日出学園高1年)が制した。「今までこんなチャンスがなかったから、今回は2位に10打差つけて勝ちたいと思っていた」と、第1ラウンド67が効いて一人旅になったことで、高い目標を持った。この日は2つボギーがあったが、5バーディーを量産。13番では「15メートルぐらい」という長いパットも決まり、2位野口彩未に10打差をつけた。「何より60台で回れたのがうれしい。世界ジュニアでも今回のようなプレーをしたい。いかにボギーを減らせるか。バーディー数はそうそう急には増えないので」と意欲を見せた。世界舞台での目標を聞かれ「優勝ですよ、優勝」と力強く言い切っていた。
13-14歳の部女子
13-14歳の部女子の吉本ひかる(滋賀・湖西中3年)
吉本ひかる(滋賀・湖西中3年)
13-14歳の部女子で昨年のこのカテゴリーの日本代表、吉本ひかる(滋賀・湖西中3年)が地力を発揮して、逆転優勝した。「絶対優勝して(世界ジュニアに)いきたいと思っていた。落ち着いて1打1打しっかり打ていこうと思った」という。インスタート10番で2メートルにつけてバーディーを奪い、前半3バーディー33で一気にトップに立ってこの日3アンダー69、通算4オーバー220とし、思い描いた通りになった。昨年の世界ジュニアでは3日間大会の2日目に崩れて、13位に終わった。海外は苦にならず「周りが外国人ばかりなので、逆に大丈夫。知っている人が多いほうが意識してだめなので」という。「今年は2日目にしっかり回りたい」と昨年の悔しさを晴らすつもりだ。
9-10歳の部女子
9-10歳の部女子の阿部未来(東京・東落合小5年)
阿部未来(東京・東落合小5年)
9-10歳の部女子で、一昨年の世界ジュニア日本代表の阿部未来(東京・東落合小5年)が、圧勝した。前日サスペンデッドとなり、早朝に第1ラウンドの残り3ホールを消化して2アンダー70。午後からの最終ラウンドでは「パターがよかった」と、1バーディー、1ボギーのイーブンパー72にまとめ、2位に15打差をつけた。一昨年の世界ジュニアでは7-8歳の部で9位。この1年間で身長が8センチ伸びて138センチになり、ドライバーの飛距離も20ヤード伸びて180ヤードになったという。得意のパターは、毎日自宅で「1・5メートルを20回連続で入れるまでやっています」と、磨きをかけてきた。「今回の世界ジュニアは、コースの距離が前行ったときより長くなるので、正確性が必要だと思います。ショット練習をしていきたい」と、意気込んでいた。

 

【大会コメント】

15-17歳の部男子 金子優将(栃木・作新学院高1年) 佐々木魁斗(宮城・仙台育英高3年) 下田雄大(東京・堀越高2年)
15-17歳の部男子 代表

◇15-17歳の部男子◇
佐々木魁斗(宮城・仙台育英高3年)
「18番で1メートルのパットを決めようと思いすぎえ、顔が上がって外してしまった。世界ジュニアではこんなことがないようにメンタル面を鍛えたい。世界の人がどれぐらいうまいか、自分に取り入れたい」

下田雄大(東京・堀越高2年)
「世界では今のままじゃ全然ダメ。最終日は3パット3回で38パットしてしまった。パターが課題です。ショットは大丈夫だと思います。行くんなら優勝したい」

15-17歳の部女子 野口彩未(熊本・熊本国府高3年) 蛭田みな美(福島・学法石川高1年)
15-17歳の部女子 代表

◇15-17歳の部女子◇
野口彩未(熊本・熊本国府高3年)
「世界ジュニアにいけてめちゃめちゃうれしいです。昨日食事していたら知らないおじさんとサンディエゴのは話になって、サンディエゴに行きたくなったんで。でも、このまま行ったら恥ずかしい。パットとアプローチをもっと練習します」

蛭田みな美(福島・学法石川高1年)}
「世界ジュニアは初めてのコースなので、コースを見て自分に何が出来るか、慣れるところから始めたい。英語はやばいです。アイアンの精度を上げていきたい。飛距離で負けても、そこで戦えると思います」

13-14歳の部男子 美村凌我(神奈川・上菅田中2年) 芹沢慈眼(大分・庄内中2年) 内田直輝(神奈川・伊勢原中2年)
13-14歳の部男子代表

◇13-14歳の部男子◇
美村凌我(神奈川・上菅田中2年)
「最終ホールの50センチのパットでちょっとしびれて、左腕を噛ん、手の震えが止まった。世界レベルはもっと上だと思う。もっとパターとショートゲームをやります。優勝したいけど、トップ5に入れれば」

芹沢慈眼(大分・庄内中2年)
「代表に通ると思っていなかったから緊張しないでやれた。世界ジュニアへは、英語とアプローチをやらないと。レベルが全然違うと思うので、しっかり練習して臨みたい」

内田直輝(神奈川・伊勢原中2年)
「最終日は地味に耐えました。去年(11-12歳の部16位)のリベンジをしたい。英語に慣れないでプレーしたんで、いろいろ惑わされてしまった。ゴルフに使う英語は話せるようにしていきたい」

13-14歳の部女子 吉本ひかる(滋賀・湖西中3年) 石井理緒(新潟・本丸中2年) 河野杏奈(東京・松沢中2年)
13-14歳の部女子 代表

◇13-14歳の部女子◇
石井理緒(新潟・本丸中2年)
「世界ジュニアではきょう負けた悔しさを晴らしたい。自分の苦手なバンカーショットが課題。決勝の3日間全部、砂の状態が違って対応できなかったので、しっかり練習したい」

河野杏奈(東京・松沢中2年)
「(菊池玲花と4ホール目で決着のプレーオフで3人目の代表に)初めてのプレーオフで手が震えてしまって、手をぶらぶらさせてリラックスした。初めて米国でプレーするので楽しんで、自分の力を出せたら」

11-12歳の部男子 美村凌我(神奈川・上菅田中2年) 芹沢慈眼(大分・庄内中2年)
11-12歳の部男子 代表

◇11-12歳の部男子◇
中尾亮太(京都・同志社中1年)
「世界ジュニアには一昨年、個人参加で9-10歳の部で15位だった。今度は絶対優勝して世界一になりたい。パターとアイアンを伸ばして、バーディーを取れるようになりたい」

蝉川泰果(兵庫・兵庫教育大付中1年)
「3年連続出場できてよかった。決勝大会で負けたのがめちゃめちゃ悔しいです。世界ジュニアでは優勝するということだけ。去年(このカテゴリーで)やって、距離が届かないところがあったけど、今年は距離も伸びたんでいけると思います」

11-12歳の部女子 長野未祈(千葉・麗澤中1年) 手束雅(徳島・坂野中1年 )
11-12歳の部女子 代表

◇11-12歳の部女子◇
長野未祈(千葉・麗澤中1年)
「68が目標だったんだけど、後半3パット3回やってしまった。世界ジュニアでは3日間アンダーを出せるようにしたい。もっとパターを練習する。海外は初めてです。英語は勉強しています」

手束雅(徳島・坂野中1年 )
「最終日はドライバーが安定しなかった。世界ジュニアへの課題です。ドライバーをフェアウエーに置けることと、寄せワンを取れるようにしたい。スコアを気にせずベストを尽くしたい。トップ10には入りたいです」

9-10歳の部男子 小林大河(東京・半田小4年) 久常涼(岡山・広野小5)
9-10歳の部男子 代表

◇9-10歳の部男子◇
小林大河(東京・半田小4年)
「去年2位だったんで、うれしい。3連続バーディー取れたんですけど、びっくりしました。世界ジュニアには、狙いを決めて練習していきたい。練習でも試合みたいな感じにやりたい。決勝大会で芝の上で練習できて苦手なのがなくなってきた」

久常涼(岡山・広野小5)
「今日はショットが悪くて、アイアンとユーティリティーがトップ気味だった。世界ジュニアまでに修正したいです。パットもまだ伸ばしていきたい。トップ10には入りたいです」

9-10歳の部女子の長谷川せら(岐阜・稲羽西小5年)
9-10歳の部女子 代表

◇9-10歳の部女子◇
長谷川せら(岐阜・稲羽西小5年)
「今日も昨日も、1・5メートルぐらいのパットが全然入らなかった。パターをもっと練習する。世界ジュニアでは無理な目標を立ててもだめなので、シード権を取れるように頑張りたい」

7-8歳の部男子 清水蔵之介(東京・八坂小2年) 斉藤隼人(埼玉・立花小3年)
7-8歳の部男子 代表

◇7-8歳の部男子◇
清水蔵之介(東京・八坂小2年)
「今日は結構いいゴルフだったよ。イーグルも取ったし(17番25ヤードをチップイン)。USキッズでアランに3日間で7打差つけられて負けたから、今度やったら絶対負けたくない」

斉藤隼人(埼玉・立花小3年)「絶対勝ちたいと思って、今日はバーディーがいっぱい取れた。一昨年(世界ジュニア6歳以下の部)で1位にけっこう離された。今度は優勝したい。ドライバーをもっと飛ばしたい」

7-8歳の部女子 川畑優菜(千葉・佐貫小2年) 森愉生(大分・大分大付小3年)
7-8歳の部女子 代表

◇7-8歳の部女子◇
川畑優菜(千葉・佐貫小2年)
「(優勝も最終日75で)悔しくて泣いちゃった。去年、USキッズでパノに負けた(2位)ので、今度は勝って世界一になりたい。アプローチとパターを練習する」

森愉生(大分・大分大付小3年)
「今日は緊張したけど、いつも本番に強い。でも、2連続で3パットして悔しかった。フェアウエーウッドが得意。世界ジュニアでは、優勝できるように頑張る」