<PGM世界ジュニアゴルフ選手権日本代表選抜大会決勝大会>
初日
5月9日、岐阜・花の木GCで176人が出場して第1ラウンドが行われた。
15-17歳の部男子は、石過功一郎(兵庫・クラーク記念国際高1年)が2アンダー70で首位に立った。13番で第2打を80センチにつけるなど、ショット、パットがかみ合って3バーディー、1ボギーだった。2打差で牛木智教(栃木・宇都宮東高1年)、3打差で昨年世界ジュニア代表の下田雄大(東京・堀越高3年)と、坂本将規(香川・香川西高2年)が追走している。同女子では、昨年世界ジュニア代表の蛭田みな美(福島・学法石川高2年)と、小倉ひまわり(東京・日出学園高1年)が1オーバー73で首位を並走。1打差で坂東奈央(宮城・東北高2年)が続いている。13-14歳の部男子は、吉本龍斗(滋賀・湖西中2年)が3バーディー、3ボギーのイーブンパー72をマークしてトップに立ち、1打差で石坂友宏(神奈川・岩戸中3年)がつけている。同女子は川合玲那(愛知・下山中3年)と、昨年世界ジュニア代表の河野杏奈(東京・松沢中3年)、一昨年代表の吉田優利(千葉・麗澤中2年)の3人が5オーバー77で首位に並んだ。
11-12歳の部は男子が杉浦悠太(愛知・高浜中1年)が1オーバー73の好スコアで、女子は平木亜莉奈(群馬・下里見小6年)が4オーバー76でともに首位発進した。9-10歳の部女子では155センチの大型選手、中原碧望(あみ、宮崎・赤江小5年)がイーブンパー72をマークして2位に7打差をつけて独走態勢。同男子は一昨年世界ジュニア代表の縄田領一(山口・中村小5年)が6オーバー78で1位スタートした。7-8歳の部は男子が小林翔音(しょおん、東京・半田小3年)と本大志(神奈川・末吉小3年)が1オーバー73で、女子が一昨年世界ジュニア代表の西山知里(山梨・山梨大付小3年)が7オーバー79でそれぞれ首位に立った。
15-17歳、13-14歳の部男女は3日間54ホール、11-12歳以下の男女各3部門は2日間36ホールの合計ストロークで、世界ジュニア(7月15~18日、米サンディエゴ)の日本代表を争う。
2日目
5月10日、岐阜・花の木GCで175人が出場し、11-12歳の部以下の最終ラウンド、13-14歳の部以上の第2ラウンドが行われ、世界ジュニア日本代表が男女各3部門12人が決まった。
11-12歳の部男子では三田真弘(岡山・京山中1年)が、1オーバー73の好スコアをマークし、通算6オーバー150で、前日4打差4位から逆転で優勝を飾った。同女子は、前日首位の平木亜莉奈(群馬・下里見小6年)が75で回り、通算7オーバー151で逃げ切り優勝した。9-10歳の部男子では、この日73をマークした大野倖(千葉・吉岡小5年)が通算13オーバー157で前日6打差4位から逆転優勝。同女子は中原碧望(あみ、宮崎・赤江小5年)が通算4オーバー148で2位に11打差をつけて圧勝した。4人はこの大会初優勝で、初の世界ジュニア日本代表となった。7-8歳の部では、男子優勝が清水拳斗(埼玉・中尾小3年)で3年連続、女子優勝は西山知里(山梨・山梨大付小3年)で2年ぶりの世界ジュニア代表を決めた。
15-17歳の部男子は、坂本将規(香川・香川西高2年)がこの日のベストスコア73をマークし、通算2オーバー146で前日首位の石過功一郎(兵庫・クラーク記念国際高1年)に1打差で首位に立った。同女子では、蛭田みな美(福島・学法石川高2年)が通算5オーバー149とし、2位小倉ひまわり(東京・日出学園高1年)に1打差で単独首位。13-14歳の部男子は、石坂友宏(神奈川・岩戸中3年)が通算7オーバー151で首位に立ち、1打差で杉原大河(徳島・南部中3年)、さらに1打差で鈴木敬太(千葉・打瀬中3年)が続いている。同女子は吉田優利(千葉・麗澤中2年)と平塚新夢(あむ、宮城・住吉中3年)が通算12オーバー156で首位に並んだ。
最終日
5月11日、岐阜・花の木GCで76人が出場して最終ラウンドが行われ、男女各2部門の世界ジュニアゴルフ選手権(7月15~18日、米サンディエゴ)の日本代表が決まった。
15-17歳の部男子では、前日首位の坂本将規(香川・香川西高2年)が3バーディー、4ボギーの73で回り、通算3オーバー219で優勝し、初の日本代表入りを果たした。同女子では、昨年の世界ジュニア代表で1打差でシード権を逃した蛭田みな美(福島・学法石川2年)が1バーディー、1ダブルボギーの73にまとめ、通算6オーバー222で優勝した。13-14歳の部男子は、前日トップの石坂友宏(神奈川・岩戸中3年)が4バーディー、2ボギー、1ダブルボギーのイーブンパー72をマークし、通算7オーバー223で逃げ切り優勝した。同女子は平塚新夢(あむ、宮城・住吉中3年)が1バーディー、5ボギーとスコアを落としたが、他選手も伸びず、通算16オーバー232で優勝した。ともに初の日本代表。男女4部門の上位3人が、世界ジュニア代表となった。
【協会広報ライター・赤坂厚】
世界ジュニアゴルフ選手権日本代表は以下の通り。
15~17歳の部
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【男子】 | ①坂本将規(香川・香川西高2年)219②石過功一郎(兵庫・クラーク記念国際高1年)224③松本正樹(大阪・興国高2年)225 *決勝大会第3位の松本正樹(大阪・興国高2年・225/マツモトマサキ)は、世界大会出場辞退のため、決勝大会第4位の金子優将(栃木・作新学院高2年・226/カネコユウスケ)が、繰り上げ出場となります。 |
【女子】 | ①蛭田みな美(福島・学法石川高2年)222②小倉ひまわり(東京・日出学園高1年)225③畑岡奈紗(茨城・翔洋学園高1年)226 |
13~14歳の部
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【男子】 | ①石坂友宏(神奈川・岩戸中3年)223②杉原大河(徳島・南部中3年)225③鈴木敬太(千葉・打瀬中3年)229 *決勝大会第3位の鈴木敬太(千葉・打瀬中3年・229/スズキケイタ)は、世界大会出場辞退のため、決勝大会第4位の青山晃大(愛知・笈瀬中3年・232/アオヤマコウダイ)が、繰り上げ出場となります。 |
【女子】 | ①平塚新夢(宮城・住吉中3年)232②金城和歌奈(沖縄・西崎中3年)236②鬼塚貴理(熊本・竜南中2年)236 |
11~12歳の部
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【男子】 | ①三田真弘(岡山・京山中1年)150②杉浦悠太(愛知・高浜中1年)152 |
【女子】 | ①平木亜莉奈(群馬・下里見小6年)151②望月美甫(静岡・田子浦小6年)153 |
9~10歳の部
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【男子】 | ①大野倖(千葉・吉岡小5年)157②縄田領一(山口・中村小5年)158 |
【女子】 | ①中原碧望(宮崎・赤江小5年)148②越田泰羽(神奈川・上矢部小5年)159 |
7~8歳の部
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【男子】 | ①清水拳斗(埼玉・中尾小3年)144②本大志(神奈川・末吉小3年)147 |
【女子】 | ①西山知里(山梨・山梨大付小3年)155②藤代成実(埼玉・八幡小3年)163 |
(注)13-14歳の部以上は54ホール、11-12歳の部以下は36ホールの合計ストローク。同スコアは最終ラウンド18番からのカウントバックにより順位を決定
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