<PGM U―6リトルジュニアゴルフ大会>
世界ジュニアゴルフで6歳以下の部(U―6)が除外されたため、同世代の日本代表選抜大会の代替大会として行われ、優勝者には2026年の「PGM世界ジュニアゴルフ選手権日本代表選抜大会」7―8歳の部決勝大会へのシード権が与えられた。男子は井上響揮(東京・足立つくし幼稚園年長)が18オーバー82、女子は若杉糸奈(大阪・しんが保育園年長)が6オーバー70でそれぞれ優勝した。
【最終成績】
▽U―6男子
【1位】井上響揮(東京・足立つくし幼稚園年長)=82
【2位】笠井翔月(山梨・玉穂保育園年中)=89
【3位】高田哲立(千葉・Aloha International school年中)=100
▽同女子
【1位】若杉糸奈(大阪・しんが保育園年長)=70
【2位】篠原美愛(埼玉・松原幼稚園年長)=73
【3位】岡本真悠子(愛知・富士松南保育園年長)=77
【協会広報ライター・赤坂厚】
- U6集合写真
- U6男子表彰
- U6女子表彰
雑観
6歳以下の部女子
6歳以下の部女子は、若杉糸奈(大阪・しんが保育園年長)が6オーバー70の好スコアをマークして優勝し、来年2026年のPGM世界ジュニアゴルフ日本代表選抜大会7-8歳の部決勝大会のシード権を獲得した。
1番バーディーでスタートし、前半2バーディー(4ボギー)の2オーバーで首位に。後半も2つバーディーを取るなどこの日6オーバー70で回って優勝した。それでも、練習ラウンドでは1アンダー63を出していたそうで、ちょっと不満そう。「あまりうまくいかった。ドライバーはうまくいった」とだけ振り返った。
週末にお父さんと一緒にラウンドしている。身長130センチと大きな方だといい、通常のコースでも赤ティーから回って、ハーフ50前後のスコアをマークしているという。ゴルフは「うまくいったときは面白い」という。それでも、優勝トロフィーをもらって、やっと笑顔も見えた。
6歳以下の部男子
6歳以下の部男子は、井上響揮(東京・足立つくし幼稚園年長)が18オーバー82で回って1位となって優勝した。来年2026年のPGM世界ジュニアゴルフ日本代表選抜大会7-8歳の部決勝大会のシード権を得た。
「楽しかった。後半2つのバーディーがとれた。1、2メートルのバーディーだった」と、うれしそうに話した。よかったのは「ドライバーがよく飛んだことです。ドライバーは得意」と、130~140ヤードの飛距離が出たという。
ゴルフのほかに、水泳、サッカーをしており、ゴルフの練習はお父さんと一緒に週3,4回ぐらいだという。今日は「パーとか、バーディーをとったらほめられた」と笑顔を見せていた。