<IMGA世界ジュニアゴルフ選手権>

日本代表選手団が、最終ラウンドとなった男女各5部門のうち、4部門で「世界一」を獲得した。

 13-14歳の部女子で首位に6打差の8位でスタートした比嘉里緒菜(沖縄・嘉数中3年)が、7バーディー、ボギーなしの7アンダー65をマーク。通算9アンダー207で逆転優勝を果たした。11-12歳の部女子では、第2ラウンドでトップに立った森愉生(岡山・倉敷西中1年)が、この日も安定したゴルフをみせて1アンダー71で回って通算8アンダー208とし、出場3回目で優勝した。7-8歳の部女子では、第1ラウンドから首位の清水心結(埼玉・中尾小3年)がいったんは2打差2位でスタートした長峰真央(千葉・北貝塚小2年)に逆転されたが、6番のバーディーで再逆転し、2015年6歳以下の部に続いてこのカテゴリーでも優勝を果たした。6歳以下の男子では、須藤樹(東京・月島第三小1年)が2位に7打差をつける通算9オーバーで優勝した。

 大会後に決まる来年のシード権は昨年実績(13―14歳から7-8歳の部は男女各6位、6歳以下の部男子3位、女子2位まで)によると、11-12歳の部男子6位の吉沢己咲(群馬・藤岡北中1年)、9-10歳の部女子4位の二宮佳音(群馬・笠懸北小5年)、6歳以下の部2位の蕪木梨央(東京・番町小1年)が確保できる可能性がある。梶谷翼(岡山・山陽女中2年)、梶谷駿(岡山・総社東小4年)、根本悠誠(千葉・小山小2年)、長峰は昨年優勝で2年シードを持っている。

 4日間大会の15―18歳の部では予選通過(男子50位タイ、女子40位タイまで)がかかる第3ラウンドを行い、女子では大林奈央(兵庫・相生学院高3年)が通算8アンダーで首位に3打差2位、河野杏奈(千葉・麗澤高3年)が通算7アンダーで首位に4打差3位と、逆転圏内につけている。同男子では中澤大樹(兵庫・滝川第二高2年)の19位が最高で、男女とも14日に最終ラウンドを行う。

【PGM日本代表最終成績】

▽13―14歳の部男子(パー72)
【1位】ヤン(米国)=205
【41位】小林大河(東京・金町中2年)=224
【53位】松田正史(熊本・花陵中2年)=226
【62位】森下響(兵庫・日新中2年)=227
【71位】亥飼台(茨城・滑川中3年)=228
▽13-14歳の部女子(パー72)
【1位】比嘉里緒菜(沖縄・嘉数中3年)=207
【6位】梶谷翼(岡山・山陽女中2年)=213
【14位】山田萌結(長崎・山里中2年)=218
【14位】花田華梨(栃木・宝木中2年)=218
【22位】梅津真優美(山口・マシュー・C・ペリー中2年)=221
【60位】榎本杏果(東京・新宿中2年)=232
▽11―12歳の部男子(パー72)
【1位】オウヤン(米国)=203
【6位】吉沢己咲(群馬・藤岡北中1年)=210
【22位】黒田裕稀(兵庫・豊岡南中1年)=217
▽11-12歳の部女子(パー72)
【1位】森愉生(岡山・倉敷西中1年)=208
【10位】川畑優菜(千葉・佐貫小6年)=218
【12位】藤代成実(埼玉・八幡小6年)=225
▽9―10歳の部男子(パー72)
【1位】チャンタナヌワット(タイ)=211
【5位】梶谷駿(岡山・総社東小4年)=217
【8位】松井琳空海(愛媛・高津小5年)=221
【72位】山本大勢(福岡・西小倉小4年)=247
▽9-10歳の部女子(パー72)
【1位】リュウ(米国)=214
【4位】二宮佳音(群馬・笠懸北小5年)=218
【7位】荒木七海(熊本・築山小4年)=222
▽7―8歳の部男子(パー74)
【1位】パーソンズ(米国)=209
【6位】根本悠誠(千葉・小山小2年)=223
【16位】今屋大雄(東京・月島第三小3年)=239
【30位】星野煌貴(群馬・榛東北小2年)=252
▽7-8歳の部女子(パー57)
【1位】清水心結(埼玉・中尾小3年)=176
【2位】長峰真央(千葉・北貝塚小2年)=182
【8位】荻原すいみ(埼玉・明戸小2年)=190
【10位】岩永杏奈(兵庫・塚口小3年)=192

▽6歳以下の部男子(パー54)
【1位】須藤樹(東京・月島第三小1年)=171
▽6歳以下の部女子(パー54)
【1位】※須藤弥勒(未就学)=178
【2位】蕪木梨央(東京・番町小1年)=183

【日本代表第3日成績】

▽15―18歳の部男子(パー72)
【1位】ブリング(米国)、チョイ(米国)=209
【19位】中澤大樹(兵庫・滝川第二高2年)=220
【27位】河本力(愛媛・松山聖陵高3年)=222
【33位】中島啓太(東京・代々木高2年)=223
【予選落ち】植木祥多(埼玉・埼玉栄高3年)=232
▽15-18歳の部女子(パー72)
【1位】サソウ(フィリピン)=205
【2位】大林奈央(兵庫・相生学院高3年)=208
【3位】河野杏奈(千葉・麗澤高3年)=209
【7位】平岡瑠依(大阪・大阪学芸高3年)=213
【19位】吉田優利(千葉・麗澤高2年)=219
【予選落ち】小野里リア(熊本・クリスチャン・アカデミー・イン・ジャパン高熊本分校2年)=228
【予選落ち】西郷真央(千葉・麗澤高1年)=233
※は個人資格で出場したPGM日本代表選手団外の選手
(協会広報ライター・赤坂厚)

雑観

13-14歳の部女子で優勝した比嘉里緒菜

13-14歳の部女子で優勝した比嘉里緒菜

13-14歳の部女子で優勝した比嘉里緒菜

13-14歳の部女子で優勝した比嘉里緒菜



 13―14歳の部女子で、比嘉里緒菜(沖縄・嘉数中3年)が、圧巻のゴルフで昨年プレーオフ負けのリベンジを果たして、世界一に輝いた。この日は7バーディー、ボギーなしの7アンダー65をマーク。首位に6打差8位でスタートし、上位陣が伸び悩む中で通算9アンダー207に伸ばし、大逆転劇を演じた。
「やばいです。信じられない。めちゃ、びっくりです」と大きな目をさらに大きくした。快進撃は4番で右10メートルを沈めてから。5番で6メートルを入れると「とにかく、パットがポンポン入りました」と振り返るように、7番1・5メートル、9番3メートルとチャンスを確実にものにした。インに入っても14番パー5で「得意のアプローチで1メートルにつけた」と5つ目。15番パー5では2オンに成功して6つ目。16番では第2打を70センチにつける3連続バーディーで抜け出した。最終組まで練習グリーンでプレーオフの準備をしながら2組待って「優勝」の報を聞いた。

 前日までチャンスを数多く外してきて悩んでいたパッティング。第2ラウンドホールアウト後に練習し「1時間後にやっと入りだして、こうすればいいというのに気づいた」という。それまで30センチカップをオーバーさせる強さで打っていたが「テンポを速くして、70センチオーバーさせるようにすれば、思ったように転がってくれた」という。その夜、プロゴルファーで日本選手団団長を務める井上透・国際ジュニアゴルフ育成協会代表理事にパッティングの測定器を使って教えを受けた。「技術的には悪くないといわれました。米国のグリーンはテンポが遅いと入りにくいといわれたのが、私が気づいたことと同じだったんです」。自分で気づいたことに確信が持て、迷いがなくなった。

 昨年、第1ラウンドで今日と同じ65をマークして首位スタートしたが、最終ラウンドで74をたたいてヴォラヴィスティクル(タイ)に追いつかれ、プレーオフで敗れた。涙でリベンジを誓ったが、その思いが実を結んだ。昨年の世界ジュニア前ぐらいから始めていた自宅の12階建てマンションの階段ダッシュを続けている。多い時で5往復。すれ違う住民からも「頑張ってね」と声をかけられるという。
昨年との違いはどこにあったのだろう。「ショット力だと思います。ドライバーの飛距離が20ヤードぐらい伸びた」という。元々、フェースが開いてインパクトの時に手首を返していたが、手首の返しをなくしてスクエアに当たるようにスイングを変え、クラブも替えたところ、低めの強いボールを打てるようになった。
念願の一番大きな優勝カップを手にした。昨年、泣き顔で2位のトロフィーと写真を撮ったのと同じ日の丸の前で、今年は笑顔いっぱいで記念写真に収まった。

11-12歳の部女子で優勝した森愉生

11-12歳の部女子で優勝した森愉生

11-12歳の部女子で優勝した森愉生

11-12歳の部女子で優勝した森愉生




 11―12歳の部女子では、森愉生(ゆい、岡山・倉敷西中1年)が3回目の挑戦で世界一に輝いた。前日首位に立ち、2位のツル(米国)に1打差でスタート。1番でいきなり3パットのボギーで並ばれたが、2番で5メートルを入れてリード。ツルが3番から3連続ボギーで崩れるなど、前半で5打差をつけて、悠々と逃げ切った。
世界一の気持ちを聞くと「うーん、うれしいんだけど、なんで今までシードも取れなかったのに、いきなり優勝なんだろ」と、笑顔で首をひねった。同じ岡山県の梶谷翼が連覇した部門で、日本選手3連覇を達成。その梶谷からは、優勝した時に使っていたコースの詳細なメモをプレゼントされてきた。「目標は翼さんの優勝スコア8アンダーを超えること」だったが、ほぼ優勝を決めていた最終18番で第2打をバンカーに入れてボギーにし、8アンダーと同じスコアになった。
7-8歳の部で出た13年は7位、9-10歳の部の15年は10位と、あと一歩でシード権を逃してきた。今回もPGM日本代表選抜大会を勝ち抜いて来た。初めてショートコースではなかったので、ドライバー飛距離240ヤードの力を発揮できた。「突き抜けるホールもあるからドライバーは5,6回しか使えなかった」というが、3番ウッドでのティーショットも同組選手のドライバーより飛ぶことも多かった。
中学生になり、部活動では「ゴルフに生かすため」と陸上部に入り短距離を選んだ。ゴルフに対する姿勢も、世界ジュニアはじめ多くの試合で「悔しい思いをした」ことで変化があった。「パターとかうまくなってきた。前は全然やってなかった。やっても身が入っていなかった」という。
今後の目標は「来年も勝つこと」という。13-14歳の部に上がる。これから取り組むのは「ミスした時のリカバリーをしっかりできるようになることと、チャンスをちゃんと取ること」だという。初めて3日間アンダーパーで回ったのが「自信になった」という。飛距離からいっても、上のカテゴリーで十分戦えそうだ。

7-8歳の部女子で、優勝した瞬間にガッツポーズの清水心結

7-8歳の部女子で、優勝した瞬間にガッツポーズの清水心結

7-8歳の部女子で優勝した清水心結(右)と接戦を演じた2位の長峰真央

7-8歳の部女子で優勝した清水心結(右)と接戦を演じた2位の長峰真央




 7―8歳の部女子は清水心結(みゆ、埼玉・中尾小3年)が、第1ラウンドから続いた2位長峰真央(千葉・北貝塚小2年)との接戦を制して、15年6歳以下の部に続き、2つ目の部門での優勝を果たした。
清水のとって長峰は16年6歳以下の部優勝の「後輩」。世界一経験者の対決は、清水が2打リードでスタートした。「今日はパターがダメで、真央ちゃんに抜かれた」というのは5番。長峰がこの日3つめのバーディーを奪って、リードした。しかし、清水も6番で取って並び、7,8番連続ボギーにした長峰を振り切った。
「優勝できたのは、サポートしてくれた皆さんの協力のおかげです」と、宿舎近くで行われた解団式で大人びたあいさつ。優勝の要因を聞くと「いっぱい練習したから」という。それでも、練習は1日おき、水泳やテニス、ダンス、体操と他のスポーツも取り入れている。「強い自分が一番好き」と、負けず嫌いなところも競り勝てる要因になっている。
負けた長峰はこの部門では年下。昨年優勝のシード権(2年)がある来年も同じ部門に出場する。「勝てると思ったけど残念だった。でも、来年は絶対優勝する。練習も勉強も頑張る」といいながら、清水と走り回って遊んでいた。

6歳以下の部男子優勝の須藤樹

須藤樹(東京・月島第三小1年)

6歳以下の部男子で、須藤樹(東京・月島第三小1年)が3日間首位の「完全優勝」を果たした。2位テルフォード(米国)に5打差でスタートしたが、前半は大荒れ。7番までに1ダブルボギー、4ボギーと6つスコアを落とし、1打差に迫られた。キャディーを務めた父将行さんよると、緊張で腕は震え、力が入らない状態になり、プレッシャーで涙目になっていたという。「それで、アンダーならプロ遊びOKでしたけど、7番を終わって時に『残り10ホールで3アンダーにしたらプールOKにする』といったら、8番から3連続バーディーですよ」と、将行さんは苦笑い。優勝の感想を聞くと「気持ちよくない。眠い」と、世界一にはこだわっておらず、プール遊びの方に気が向いている様子。この日は将行さんの38回目の誕生日。「いいプレゼントをもらいました」とほめられて、ようやく「優勝してうれしかった」と笑顔を見せた。

コメント

☆13―14歳の部男子41位の小林大河(東京・金町中2年)
13―14歳の部男子41位の小林大河(東京・金町中2年)
「ショートパットがいつも通り入っていたら優勝争いができたと思う。グリーンが荒れていて入る気がしなかった。ただ、ショットがもっと良ければチャンスをたくさんつくれたと思う。飛距離は通用したと思うので、9番アイアン以下を松山(英樹)選手以上の精度にしたい」


☆13-14歳の部男子53位の松田正史(熊本・花陵中2年)
13-14歳の部男子53位の松田正史(熊本・花陵中2年)
「もうちょっといい成績を出せたと思う。距離は短いけど風がやっかいだった。フェアウエーはかなりきれいなコースでした。ドライバーの飛距離とアイアンの精度はよかったと思うけど、これからはドライバーをフェアウエーに打つこと、ショートゲームとパターをもっと練習したい」


☆13-14歳の部男子62位の森下響(兵庫・日新中2年)
13-14歳の部男子62位の森下響(兵庫・日新中2年)
「調子は良かったけど、スコアがまったくでなかった。上位に行けなくて悔しい。グリーンに速いところと遅いところがあって難しかった。深いラフに入ったときも出すのが難しかった。ドライバーは通用したと思うけど、ショートゲームがダメだった。パターを含めてもっと練習したい」


☆13-14歳の部男子71位の亥飼台(うてな、茨城・滑川中3年)
13-14歳の部男子71位の亥飼台(うてな、茨城・滑川中3年)
「いつものプレーが出来ず、スコアが出なかったのですごく悔しいです。まあまあスコアは出そうなコースだったのですが、最終日にやっと慣れて、自分のプレーができた。パットが良かった。もう少しコースへの対応を早くできるようにしたいと思います。いろいろ学ぶことができたので必ずリベンジします」


☆13-14歳の部女子6位の梶谷翼(岡山・山陽女中2年)
13-14歳の部女子6位の梶谷翼(岡山・山陽女中2年)
「今回はパットが全然入りませんでした。ショットは最後の方はよくなっていたんですが。今のままでは無理。すべてを直したい。どこが悪かったのかが分かりません。パターが入らないことで頭がいっぱいになってしまった」


☆13-14歳の部女子14位の山田萌結(もゆ、長崎・山里中2年)
13-14歳の部女子14位の山田萌結(もゆ、長崎・山里中2年)
「もったいないミスがいくつもあったので悔しい。1メートル以内のパットを何回も外してしまい、まだまだ練習が足りないと思った。グリーン周りがバンカーで囲まれているホールが多くて圧迫感があるコースだった。ショットの正確性はよかったと思う。いろいろな技のアプローチを場所によって使い分けられるようにしていきたい」


☆13-14歳の部女子14位の花田華梨(かりん、栃木・宝木中2年)
13-14歳の部女子14位の花田華梨(かりん、栃木・宝木中2年)
「悔しい。1日目と2日目はオーバーパーだったので、最終日にアンダーで回れたのはうれしい。バーディーをたくさん取れるけど、油断したらすぐボギーになってしまうコースだった。アイアンとショートパットはよかった。ドライバーの精度を上げることと、体力、体調管理をしっかりするようにしたい」


☆13-14歳の部女子22位の梅津真優美(山口・マシュー・C・ペリー中2年)
13-14歳の部女子22位の梅津真優美(山口・マシュー・C・ペリー中2年)
「大会前にスイング改造して、パターのグリップを変えてみました。1,2日目に74でしか回れず、すごく情けないです。コースはフェアウエーにアンジュレーションがあって、狭かった。世界に通用したのは飛距離だけだったと思います。来年は15-18歳の部なので予選が厳しいと思いますが、ショットの精度を高めて、トーリーパインズを回りたいです」


☆13-14歳の部女子60位の榎本杏果(東京・新宿中2年)
13-14歳の部女子60位の榎本杏果(東京・新宿中2年)
「納得いく結果が出なかった。コースは難しくなかったと思う。世界に通用したところは今のところありません。とにかく練習します」


☆11―12歳の部男子6位の吉沢己咲(群馬・藤岡北中1年)
11―12歳の部男子6位の吉沢己咲(群馬・藤岡北中1年)
「初日にショートパットをいっぱい外して、ショートパットが大事だと思いました。日本に帰ったら練習しようと思いました。フェアウエーもラフもベント芝で日本では経験したことがないコースでした。でも、2日目、最終日はボギーなしで回れたので全体的にまとめられたと思います。飛距離が足りなかったので、来年までに伸ばしたいと思います」


☆11-12歳の部男子22位の黒田裕稀(兵庫・豊岡南中1年)
11-12歳の部男子22位の黒田裕稀(兵庫・豊岡南中1年)
「(3番でホールインワンを達成し)アゲンストの145ヤードを7番アイアンで打ちました。見えなかったけど、お父さんが入ったと言ってくれた。試合では初めてです。でも、前のホールをボギーにしていたからあまりうれしくなかった。グリーンが見た目より速く、傾斜があった。最後まであきらめずにやり切ったことと、友達ができたことはよかった。楽しかったです。ショットの正確性とショートパットをもっと練習したい」


☆11-12歳の部女子12位の藤代成実(埼玉・八幡小6年)
11-12歳の部女子12位の藤代成実(埼玉・八幡小6年)
「練習ラウンドより大会のスコアが悪くて、あまりいいプレーが出来なかったけど、順位は想定内でした。自分の飛距離では難しかった。今回は6回目の日本代表を経験出来て、現地のジュニアとも顔なじみができて緊張感なく、冷静にプレーできたのがよかった。勝つことを目標に時間を使うより、あと6年しかないジュニアの期間にしか得られないものを優先したい。少ない時間で有効に練習することと、フィジカル強化が課題です」


☆9-10歳の部男子5位の梶谷駿(岡山・総社東小4年)
9-10歳の部男子5位の梶谷駿(岡山・総社東小4年)
「ショットは普通だったけど、パットが入らなかった。(優勝した)T・K(チャンタナヌワット)がすごくて、圧倒されてしまって、伸び伸びとできなかった。T・Kはショートゲームがうまかった。今回はドライバーがちょっと開いた。パットの練習をもっとしたい」


☆9-10歳の部男子8位の松井琳空海(りうら、愛媛・高津小5年)
9-10歳の部男子8位の松井琳空海(りうら、愛媛・高津小5年)
「むちゃくちゃ悔しい。自分の思った通りにできなかった。コースはまあまあ難しかった。ドライバーの飛距離はよかったけど、アプローチショットとパットをもっと練習したい」


☆9-10歳の部男子72位の山本大勢(福岡・西小倉小4年)
9-10歳の部男子72位の山本大勢(福岡・西小倉小4年)
「いい結果を出せなかったから悔しい。コースは最初は難しいと思ったけど、簡単とも思った。ウッド(3,4,5番)はうまく打てたと思う。スイングで軸を動かさないことと、トレーニングで体を鍛えることが課題だと思う」


☆9-10歳の部女子4位の二宮佳音(群馬・笠懸北小5年)
9-10歳の部女子4位の二宮佳音(群馬・笠懸北小5年)
「最終日の最後5ホール連続ボギーだったのが悔しい。コースは草ぼうぼうですごく絡まる感じがして難しかったです。ドライバーやウッドが飛んだことは自信になった。2日目にあまりミスが出なかったのがよかった。体力をつけたい。ショットをできるだけ曲がらないようにしたい」


☆9-10歳の部女子7位の荒木七海(熊本・築山小4年)
9-10歳の部女子7位の荒木七海(熊本・築山小4年)
「最後のホールを2日間ボギーにしたのが悔しかった。グリーンがめちゃ速かった。ラフが草ぼうぼうで難しかった。飛距離はよかったと思う。体力をつけることと、ドライバーを曲げないようにしたい」


☆7-8歳の部男子6位の根本悠誠(千葉・小山小2年)
7-8歳の部男子6位の根本悠誠(千葉・小山小2年)
「結果は不満です。暑さとの戦いだった。今年は特にいいところがなかった。来年までにメンタルの強化と安定感の強化をしたい」


☆7-8歳の部男子16位の今屋大雄(東京・月島第三小3年)
7-8歳の部男子16位の今屋大雄(東京・月島第三小3年)
「いつもは最終日にいいスコアが出るんですが、1日目にいいスコアが出てしまって最終日がよくなかった。ラフが深いところと短いところがあった。日本では飛ぶ方なんですが、世界では普通なので、世界でも通用するように飛ばせるようにしたい。メンタルの切り替えができるようにしたい」


☆7-8歳の部男子30位の星野煌貴(群馬・榛東北小2年)
7-8歳の部男子30位の星野煌貴(群馬・榛東北小2年)
「あまりよくなかった。来年は日本の決勝大会で頑張ってまた出場したい。パターはよかった。来年までに飛距離をもっと伸ばしたいです」


☆7-8歳の部女子8位の荻原すいみ(埼玉・明戸小2年)
7-8歳の部女子8位の荻原すいみ(埼玉・明戸小2年)
「優勝を狙っていたので悔しいです。コースは難しかった。パットは何回か入った。ドライバーと3番ウッドの真ん中の距離を練習してきたけど、来年までにもっと練習したい」


☆7-8歳の部女子10位の岩永杏奈(兵庫・塚口小3年)
7-8歳の部女子10位の岩永杏奈(兵庫・塚口小3年)
「アプローチが全然寄らなかったから、次のパターが外れた。最終日悔しかった。ドライバーが左に行かずに、まっすぐ行ったのがよかった。アプローチとパターをもっと練習して、また出たい」


☆6歳以下の部女子2位の蕪木梨央(東京・番町小1年)
6歳以下の部女子2位の蕪木梨央(東京・番町小1年)
「思い通りに打てなかったのよくなかった。グリーンが読めなくて3パットが多かった。難しかったけど、楽しかった。悪いスコアでもぐずぐずしないように頑張る。アプローチを練習する」