「IMGA世界ジュニアゴルフ選手権」が米国・サンディエゴで9日に開幕する。PGM世界ジュニア日本代表選抜大会を勝ち抜いた日本代表とシード選手で構成される日本選手団が7日、サンディエゴ市内の宿舎で代表選抜大会を特別協賛したパシフィックゴルフマネージメント主催の激励会に参加した。

15―18歳の部団体戦に出場する女子の根田、岩永と男子の武田、東恩納(左から)

15―18歳の部団体戦に出場する女子の根田、岩永と男子の武田、東恩納(左から)

国際ジュニアゴルフ育成協会(IJGA)代表理事の井上透・日本代表選手団団長が、男子主将に亥飼陽(ひなた、神奈川・日本体育大1年)、女子主将に安西歩美(茨城・土浦日本大学高3年)を指名した。15-18歳の部男女で実施される団体戦(2人の合計スコアで争う)出場選手には、日本アマチュアランキングから男子は武田紘汰(徳島・生光学園高2年)と東恩納昊貴(沖縄・エナジックスポーツ学院1年)、女子は岩永杏奈(大阪・大阪桐蔭高1年)と根田うの(北海道・立命館慶祥高1年)が選ばれた。

日本代表選手団の亥飼・男子主将(右)と、安西・女子主将

日本代表選手団の亥飼・男子主将(右)と、安西・女子主将

亥飼・男子主将は「小学生の時から代表選抜大会に挑戦して、毎回プレーオフで負けて、最後に出場出来ました。大学の先輩の河本力さん、中島啓太さんも出場していて『いい経験になった』と話していました。出たことがある人は経験を生かして、初めての人は技術では負けていないと思うので気持ちで負けないように頑張りましょう」と話した。安西・女子主将は「初めて出たとき(2022年)に私だけ予選落ちして、すごく悔しかった。今年は(3日間大会で)予選カットがないので、思い切り自分のプレーをしたい。みんなも周りへの感謝を忘れずに、日本に1つでも多くのトロフィーを持ち帰りましょう」と励ました。

日本代表選手団

日本代表選手団

井上団長は「日本のゴルフのレベルは高く、女子も男子も世界で活躍できる選手が増えています。みなさんはこれからの日本を背負っていくという誇りをもって、各カテゴリーで優勝を狙ってほしい」と激励した。

(協会広報ライター・赤坂厚)